2019年

高校を卒業後に新卒で入社。
お互いを助けあう社風で、居心地が良いです

PROFILE

T.K  入社年:2017年(3年目) 
所属:三方原営業所

新卒

大型二種免許を取得するまでの3年間、様々な仕事を経験できています

私は高校を卒業してすぐ、新卒で入社し3年目になります。幼い頃からバスが大好きで、バスの運転手という仕事に憧れや興味を持ちました。仕事を通して老若男女、全世代の方の役に立ちたいという想いから、遠州鉄道に入社を決めました。大型二種免許を取得するには21歳以上で、普通免許の経験年数が3年必要になります。ですので、入社1年目は遠州鉄道の電車の車掌をし、2年目以降は三方原営業所で事務者として勤務しています。事務者の仕事は、路線バスや貸切バスの事務的な処理をはじめ、三方原営業所管轄のバス停の管理、浜松駅のバスターミナルでの窓口業務も月に数日行っています。窓口業務は定期券の販売や路線の案内、高速バスの乗車券販売などです。入社前は正直、運転手になるまでどういった仕事ができるのか全くわからなかったのですが、様々な仕事を経験させていただいたことで、運輸サービス職に対するイメージが変わりました。一番おもしろさを感じるのが窓口業務です。お客様に「○○まで行きたいのだけれど、どのバスに乗ってどこで降りて、どう歩いていけばいいの?」と聞かれることが多いのですが、自分の知識が足りず、お客様をお待たせしてしまうことがありました。サービスを提供する立場としてこれでは駄目だと思い、上司に相談をして勤務時間内で時間をいただき浜松中の路線バスに乗車して、路線、バス停の場所、近くの建物や地域の特徴を少しずつ勉強しました。知識が増えて行く面白さを感じますし、お客様にも素早く的確にお答えすることができるようになり、お客様からも「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることが多くなって、とてもやりがいを感じています。もちろん、この知識は運転手になってからも役立つと思います。

お互いを助け合える社風
会社に行きたくないと思ったことはありません

入社して良かったと思うことは、本当に仲が良い会社だという点です。プライベートで遊ぶこともありますし、仕事上では他人を思いやる気持ちが溢れている方ばかりだと思います。私が仕事でミスをしてしまった時、先輩も同僚も決して私自身を責めることはありませんでした。次に同じミスを繰り返さない様にどのように気をつけていくか、なぜミスをしてしまったかを一緒になって考えてくださいました。それにより、ミスも減り、仕事に対しての自信もついてきました。また、私は現在21歳になり大型二種免許の取得へ向け、グループ会社の遠鉄自動車学校へ通っています。教習中にうまくできなかった技術的な課題を、営業所の運転手の先輩に相談すると、実際に営業所に止まっているバスを使って運転して教えてくれたり、図を描いてくれたりしてわかりやすく教えてくれました。教官と先輩の両方のアドバイスのおかげで、日に日に自分の技量が上がっていくことが実感できています。先輩方には日頃から「現場で待っているよ。頑張ってね!」と声をかけていただきます。お互いを助け合える社風を持っている会社で、とても居心地が良いです。会社に行きたくないと思ったことは、今のところ一度も無いです。

入社したもう一つの理由は、育てようとする会社の姿勢

今、全国的にバスの運転手不足が問題になっています。そんな中、私のような新卒者を積極的に採用して、若い運転手を〝育てていこう〟とする会社の取組に胸を打たれたことが、入社を決めるもう一つの理由でした。実際、数多くの研修があります。入社1年目から3年目までが対象の階層別研修というのがあり、3年目研修を先日受講しました。外部講師をお招きしてコミュニケーション力の向上や接客の方法等を学びました。受講者同士で一つの議題に対して話し合いをしたり、発表したりと、協力して課題に対しての結果を導いていきます。実際、その研修をしたことにより、新しい発見もあったし、接客等で役立っています。研修を通して、社員一人ひとりの個人力が高まるのでとてもありがたいなと感じます。また、自分は運転手という職業だけしかできないと思って入社したので、様々な職種を経験できたことも自分の成長に繋がっていると感じています。窓口業務を通してコミュニケーション力も自然と上がってきましたし、この3年間の経験は必ず運転手になっても活かせるだろうなと思っています。